夢見のさだめ
「エヴァのそういう姿を見るのは久しぶりだな」

「着慣れないから恥ずかしい」

「あはは、そうか。 でもよく似合っているよ」

「そうでしょう? エヴァはどんな格好をしても可愛いわ」



本当に親ばかなんだから。


でも嬉しかった。


真っ白なブラウスに、膝丈の淡いピンク色のフレアスカート。


普段結い上げている髪の毛もおろしている。


_コンコンコン。



「あら! いらっしゃったみたいね」



軽やかな足取りのママに続いて、私とパパも玄関に向かった。


っ!?



「エヴァ、おはよう」

「お、おはよう。 どうしたの!?」




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