ゼロの相棒《番外編》



それを聞いて、ビビが私を止める。



「え、ベルはやめなよ!またストーカーに尾行されたらどうするの?

私が行くよ!」



私は、苦笑して答える。



「大丈夫よ!ここ最近は見てないし。

すぐ戻ってくるから。」



私は、二人の店員に軽く手を振って、
カラン♪、と店を出たのだった。


この甘い考えが、後に大きな事件の引き金になるなんて

この時は思いもしていなかったのです。



****



「はぁ〜!やっと全部買い物終わった。

結構時間かかっちゃったな。」



私は、数種類のお酒の瓶を抱えながら、都市の町を歩いていた。



……結構重いなぁ…。



私は、少し速足で酒場へと向かう。



…早く帰らないと。


酒場も開店しなくちゃ行けないし。



あぁ…。


レオ、今日来ないんだっけ。


大事な仕事があるんだもんね。


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