*CLOVER*
そろそろ、クライマックスへ・・

『このガラスの靴は・・あなたのものですね・・?』


ううっ・・緊張・・

『はい・・』

れぇらんはもう慣れたみたいで、ハキハキと台詞を言う

『愛しています・・姫・・』

『王子さま・・私も・・・・』

れぇらんは、俺を目をしっかり見て、
〝王子〟ではなく、〝俺〟に言った・・・

『愛しています・・・心から・・』

ギュッ・・・

俺も、〝姫〟ではなく、〝れぇらん〟を抱きしめた・・



パチパチパチパチパチパチ・・
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