*CLOVER*

「・・ずっと前から好きだったんですっ・・・だから・・・」

「・・ってちょっと!?」

いきなり泣き出した小村サン・・


俺がワタワタしていると・・
そばにあった木の影から人が飛び出してきて・・


「神崎サン!奈々は、アナタに彼女が出来る前から好きだったの。
でも、奈々はずっとアナタに片思いをしてて・・・卒業前だから、ちゃんと告白したの・・。

・・彼女がいるのは奈々も分かってるから・・ただ、奈々の気持ちダケは、伝わって・・」


・・・・そういって、小村サンをひぱっていく・・
そういえば・・肝だめしのとき、小村サンと一緒にいた人・・・だ・・。


一人、残された俺は・・・どうしようもなく家に帰った
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