*CLOVER*
「それはぁ~恋でしょ~」


そう言ったのは、俺の姉の雫だ。
雫は、彼氏と同棲しているからめったに帰ってこない。

でも、雫は人の恋に首つっこむのが大好きだ・・・
かえってきたそばから・・「彼女できた~?」「気になる子いる~?」
の質問攻め・・

そして・・「気になる子」・・のとき、思いついた・・れぇらんのことが・・・
隠し切れなくて、全部しゃべらされた・・

「告白、OKすれば~?」

軽軽しく言う雫・・

「う~ん・・・。」

・・・・好きなのか・・?俺が?れぇらんを?

「まぁ、後は自分で考えなさい。」

そういって、部屋から出ていった。
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