ふたり
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いつもと同じ日曜日を過ごせると思ったから,名前を名乗らない男性から電話がかかり,「離婚するのか止めるんだ。」と命じるように僕に言った。
そう確かに,僕は今の妻と離婚を考えていた。電話の声に押されて思わず,「はい」と返事をしてしまった。
翌日,勤務先の離島の海上保安部に仕事に出て,海上警備に付いていると,領海に侵入して密漁している船を追いかけることになった。
電話の声は誰なのか?ぼくに幸運をもたらすお告げの声なのか?それともいたずら電話の類いだろうか?
そして,僕の今後の人生はどうなっていくのだろう?
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子供の頃から、憧れていた。好きな場所で人な女性とのんびりと暮らすと。せこせこした生き方でなく、おおらかにのびのびと生きて行きたいと。小学生の頃、それは実現しそうだったが、親とか世間的とかに邪魔された。今はどうだろうか実現できそうでまだ実現していない。
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