恋愛経験値0のシンデレラ




星香の言葉は


私達以外だれもいない中庭に響いた。


「そ、そっか。
私……洸汰君のこと好きなんだ…。」


改めて口に出して言ってみると


なんだか照れくさかった。


「初恋でもあり片想いでもあり…。
青春してるねー。」


「なにその棒読み感(笑)
まぁ、いいや。
相談のってくれてほんとにありがと。
私、頑張るね。」


ニコッと笑ってピースをすると


星香は優しい顔つきになり


頑張りなと言ってくれた。




< 185 / 275 >

この作品をシェア

pagetop