恋愛経験値0のシンデレラ




スマホに表示されたLIMEの送り主が


洸汰くんではないことに


かなりテンションが下がった。


『いいよ。』


この一言だけを送りスマホを閉じた。


ふぅと一息ついた後、窓から外を見た。


雲が1つも見当たらない。


今日は晴天だなぁ。


「陽依。
ほらボーッとしてていいの?」


「え?」


星香が指差す方を見ると


たくさんの女子に囲まれる


洸汰くんの姿があった。




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