恋愛経験値0のシンデレラ
「白はけっこうそそるわ。」
な、や、やっぱりバッチリ見てたんだ!
「洸汰のバーカ!」
ポカポカと胸板を殴る真似をした。
変態なとこは相変わらずすぎる!
「ブラ見たくらいで
そんな怒んなって〜(笑)」
デリカシーのない奴め!
「もういい!
私、帰るからね?!」
「そんな顔したら
せっかくの可愛い顔が台無しだぞ?
家まで送るから一緒に帰るぞ。」
洸汰の言葉1つ1つに
一喜一憂してるなぁ。
私と洸汰は手を繋ぎ
私たちの教室である
2-5の教室から出た。