恋愛経験値0のシンデレラ
「な……なんでリアムが…。」
雪美ちゃんはさっきまでの
怒りの表情はなく怯えていた。
「俺さぁ、一回ヤりたいって
思ったら何が何でも
その子とヤりたいんだ。」
ククッと気味の悪い笑みを浮かべた後、
雪美ちゃんに近づき
素早く両手に手錠をはめた。
「な、なにすん…っ?!
んー!」
そして抵抗する雪美ちゃんを
無視して口にガムテープを張った。
どうしよう…。
次は私もああされるかもしれない。
早く逃げなければと思ったが
あの時の恐怖が蘇ってきて
恐怖で動けなかった。