恋愛経験値0のシンデレラ




上から3つ目までのボタンは


全て外しリアムはその中に


手を入れようとしていた。


「やめてってば!」


手は手錠をされているから


思うように動かせず


体をくねらせてリアムの手から


逃れることしかできなかった。


「そんなことしても
俺は止めないよ?
余計に興奮させるだけだよ?」


リアムはキスしようと


顔を近づけてきた。


「んん!
んんんーー!」


雪美ちゃんが唯一自由な足で


バランスをとりながらも


早くここまで来てリアムと私の間に


割って入った。


なんもなくだけど雪美ちゃんは


『いや!
やめてーー!』と言った気がする。


リアムはそんな雪美ちゃんを


ゴミでも見るかのような目で見て


「うざい。」と一言放ち


雪美ちゃんを向こうへ追いやった。




< 220 / 275 >

この作品をシェア

pagetop