恋愛経験値0のシンデレラ
上から3つ目までのボタンは
全て外しリアムはその中に
手を入れようとしていた。
「やめてってば!」
手は手錠をされているから
思うように動かせず
体をくねらせてリアムの手から
逃れることしかできなかった。
「そんなことしても
俺は止めないよ?
余計に興奮させるだけだよ?」
リアムはキスしようと
顔を近づけてきた。
「んん!
んんんーー!」
雪美ちゃんが唯一自由な足で
バランスをとりながらも
早くここまで来てリアムと私の間に
割って入った。
なんもなくだけど雪美ちゃんは
『いや!
やめてーー!』と言った気がする。
リアムはそんな雪美ちゃんを
ゴミでも見るかのような目で見て
「うざい。」と一言放ち
雪美ちゃんを向こうへ追いやった。