恋愛経験値0のシンデレラ
「お、陽依も結構
進んだみたいだな。」
「けっこうすすんだよ〜。
もう文字書きすぎて
手が痛いくらい(笑)」
「あ、時間大丈夫?」
洸汰にそう言われて
時計を見ると6時を過ぎていた。
もしかしたらお母さん
怒ってるかも………。
「ごめん、もう帰らなきゃ
怒られる……(苦笑)」
「そっか。
んじゃ、家まで送る!」
「いやいや、それはいいよ!」
「遠慮はいりません。
女の子なんだし変な奴に
襲われたら危ないから
何が何でも送るから。」