恋愛経験値0のシンデレラ




まだ先の未来のことなんて


約束したって意味がないかもしれない。


人間いつかは別れがくるものだし


永遠なんて存在しない。


だけど……だけど。


一緒にいれるなら


洸汰のそばにいさせてほしい。


それと私が自分以外のことも


支えられるようになったら


お嫁さんにしてほしいな。


「じゃあお互いが
本当の意味で大人になったら…
お嫁さんにしてね?」


「まかせとけ。
まぁ俺はどんなことがあっても
陽依にプロポーズするからな?」


「あ、言ったね?
その言葉忘れたら怒るからね?」


「こんな大切なこと
忘れるわけねぇわ、バカ(笑)」


私も洸汰を見習って


改めて将来について考えてみるよ。


「洸汰、ありがとう。」


「なんだよ、急に(笑)」


「なんでもなーい!」


あなたを好きになれてよかった。


恋することができてよかった。


たくさんの愛をくれてありがとう。


私、洸汰の良いお嫁さんに


なれるように頑張るね。




- END-
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