また、私は裏切られる
何も言わないから沈黙が続いてる

一応私も腕をまわしといた

一時間くらい沈黙のまま抱き締めあっていた

力が強いものだから苦しい

「あ、あの、ゆうじ君?苦しいよ?どうしたの?ずっとこのまま?」

ゆうじ君は何も答えない

むぅー、どうすればいいのだろうか

別れる前にゆうじ君にふられようかな?

そうしよう

「私ね、ゆうじ君がす、好きだよ?ずっと怖くて言えなかった。好かれてなかったらイヤだから私、逃げてたんだ。でも、今決心した。ゆうじ君にふられて私はゆうじ君を諦めれる。そして、先生をふる。もう、後悔したくないから」

どうしよう。言っちゃったよぉ
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