また、私は裏切られる
かえで君とはやて君が私を引っ張って駅につれていってくれた

本当サイテーだとか言ってた。本当ね

「なぁ、きき。俺達と暮らそう?寝るときも一緒に寝よう?あんなやつ忘れろ」

かえで君が心配そうに言ってきたからうなずいた。二人して私を抱き締めてくれた

電車に乗った

胸がズキズキして苦しい…苦しいよ

いつのまにか電車の中で私は寝ていた

かえで君が私をベッドまで運んでくれたみたい

私は夢の中で犬飼君に

「お前のことなんか最初から好きじゃなかった。罰ゲームで付き合ってたんだよ。本当の彼女はこっち」

怖い顔でそう言われた
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