また、私は裏切られる
もちろん無視した

寝るときになって散歩に行きたかったから外に出た

かえで君達には迷惑だと思ったから一人でね

はぁ。静かだな

「ききー。どこにいるんだ~?」

ビクッ!

な、何で?何でいるの?…犬飼君

私は隠れた

「きき。いないのか。知らない町でおろされたのかも知れないな」

ついてきたの?何で?

私が乗った電車に乗らないとこの町には来れないんだよ?

もしかして追いかけてきてたの?

気づかなかった

あ、キレイな女の人とさっそく腕組んでるよ

はは。こっちに来ても浮気するのね

犬飼君のバカっ!

絶対許さない

いつになったらこの胸の痛みはなくなるのかな

私は家に戻った

二人に抱きついて眠りについた
< 216 / 373 >

この作品をシェア

pagetop