また、私は裏切られる
血まみれだから町の人たちが怖がってる

五時間かけてやっと家につい

家の前で体が動かなくなって倒れてしまった

それからしばらくして

「え?ちょっと、おい、きき大丈夫か?」

「目を開けてくれ。きき」

会いたかった人の声だ。目を開けて

「やっと会えた。二人に」

微笑んだ

そして意識が途切れた

目を覚ましたら病院のベッドにいた

担当医はかける先生で隣には…犬飼君がいて

上半身をおこしたらすぐに抱きついてきた。苦しいよ
< 283 / 373 >

この作品をシェア

pagetop