ただ、キミのことを好きでいたいだけ。




















「_______駿河が、すき…っ………!」




いつからだとか、



なんでだとか、



そんなことは、自分でもわからないけど。




この溢れてくる気持ちを疑うことなんて、できない。





「私、駿河のそばに、いたい……っ!」




抑えきれなくなった涙が、太陽の光を反射しながら、頬を伝った。




ぐっと、腕を引っ張られる。





「……っわ…!」




温かい、駿河のぬくもりに包まれる。


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