ただ、キミのことを好きでいたいだけ。



昇降口に着くと、私の下駄箱付近に誰かが背中を預けているのが見えた。


逆光でよく見えないけど、 まさか、あのシルエットは………





「______漣!一緒に帰ろう!」





………やっぱり。

< 31 / 112 >

この作品をシェア

pagetop