ただ、キミのことを好きでいたいだけ。



ようやく冷めてきていた顔が、また熱くなる。


駿河の一言一言に、ありえないぐらいに戸惑っている。


バカみたいだ、私。


バカみたいなのに、


なんでこんなに、嬉しいの?


心が苦しいのに、苦しくない。


なにこれ。


こんな気持ち、知らないよ______


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