ただ、キミのことを好きでいたいだけ。













「_________好きです」


中から、そう言う声が聞こえた。


ピタッと、ドアを開こうとしていた手を寸手のところで止めた。


少しだけ開いた隙間から見えたのは、

学年でも噂になっている、

同じクラスの美人の子だった。



話したことがあるけど、明るくて、

とても雰囲気の良い人だった。

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