ただ、キミのことを好きでいたいだけ。



『平穏な日々を過ごしたい』



そんなことも願わなくなった、ある日。



朝登校して靴を履き替えていると、

バタバタと私のもとに1人男子がやってきた。



駿河と仲のいい寺崎くんだ。


もうすっかり顔なじみになってしまった。


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