ただ、キミのことを好きでいたいだけ。



ずっと駿河のことを考えて走っていた。


息を切らしながら、病院に着く。



中に駆け込んで、あわてて看護師さんに駿河の部屋の場所を聞いた。





502号室

『駿河誠様』



あった!ここだ!


ドアに手をかけて、開ける。



「するが……っ……!」



なだれこむようにして入った、その部屋には__________



< 89 / 112 >

この作品をシェア

pagetop