怪しい羊と迷えるオオカミ'S【完】
~♪
メールの着信
米買うって言ってたよな。
俺たちも買い物あるし
たまには4人でスーパーでも行くか(笑)
「マコ、スーパーへのお誘い」
「どうせならもっとステキなお誘いがいい」
「ステキよ。だってお米買うんだよなって言ってるもん」
「荷物持ちを名乗り出たのね。ステキだ」
ステキなお誘いありがとうと返信して
エントランスで待ち合わせ。
「もじゃ男たちもお米買うんでしょ」
「わかった?」
「だって、課長も一緒だもん」
もじゃ男と私が並んで歩く。
後ろをマコと課長が相変わらずの会話をしながら歩いてくる。
スーパーの中で夕食は何が食べたいかなんて相談しながら買い物を済ませるとしっかりと私たちのお米はもじゃ男の手に。
私たちのお米は5キロ、もじゃ男たちは10キロ。
買い物したものを私たちも手分けをして手伝い
「これでチャラね」
「ビールとか重いの全部こっちだろ」
「男でしょ」
ここでも、相変わらずのの二人に笑いながら家へと向かって歩いていると
「あれ、柊に瑛太?」
女の人が声をかけてきた。