桜華の如く~桜散れども~
そうできたらありがたいんだけど…

「そこまで迷惑かけるわけにはいきません。私なら大丈夫です。」

「勘違いするな。お前に俺たちの情報を流されたら困るというだけだ。

 俺たちに迷惑をかけたくないのならここにいろ。」

「はい…」

という訳で、壬生浪士組の屯所-八木邸に居候することになりました!

ところで、みんな忘れてると思うんだけど…

「あの…ここって女人禁制じゃ…?」

私がそう言うと、みんなの顔が一瞬固まった。

…いいよ、いいよ。どうせ私なんて女子力のかけらもないんだ……

私が一人いじけていると、沖田さんが、

「じゃあさ、男装させて誰かの小性にでもすればいいんじゃない?」
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