桜華の如く~桜散れども~
「片山は男だ。それに片山の仕事は雑用だ。剣を使う必要はない。」

「斎藤さん!」

どこからか←斎藤さんがやって来て私を助けてくれた。

救世主だ~!ありがたや、ありがたや。

斎藤さんは私の腕を引っ張って廊下に出ると、襖をピシャリと閉めた。

「斎藤さんありがとうございます!助かりました!」

「かまわない。副長に言われて来てみたら、たまたまあのような状況になって
 
 いただけだ。」

おおっ!土方さんナイス!

「ふぅん、土方さんが、ねぇ…。せっかくいいところだったのになあ。」

沖田さんは私をチラッところ見た。

「沖田さん何で何も言ってくれなかったんですか!」
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