桜華の如く~桜散れども~
とりま抗議だ抗議!!

「だって助けてあげる義理ないし。面白かったし。」

いや、義理があるとかないとかの問題じゃなくてね!

ってか面白かったってなんだよ!この腹黒め!絶対後半が本音だろ!!

「義理ならこれからたくさん作りますぅ~!だって小性ってその人のために

 いろいろするんでしょ?」

あ、やべ。敬語とれた。

「そうだけど、それは恋歌ちゃんの仕事でしょ?それに恋歌ちゃんは“僕の”

 小性だから僕の言うこと何でも聞かなきゃいけないんだよ?できる?」

沖田さんは“僕の”を強調してそう言った。

「できますよそんくらい!死ね以外の命令だったら何だってやります!」

言ってから私は後悔した。ヤバい…のせられた…
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