元旦のメリークリスマス





ピピピピピピピ



……



「…んあ」


けたたましい目覚ましの音


朝目覚めると、そこにもう彼はいなかった

子機の充電が切れていたので戻し、歯磨きをしながらコタツに戻ってくると、見覚えのない紙があった



”この御恩は必ず返します
           波戸”



…うーん、別に返さなくてもいいんだけど…



また会えるなら、それもいいかな。



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