君は俺の彼女じゃない
【送信者.恭介 ごめん、なんかあった?すぐ行く】


俺は勢いよく送信ボタンを押し、走り出した。


「はあっ、はあっ・・・」


いつも話すときに来る屋上へ行っても理緒の姿はない。


「っ・・・クソっ・・・!」


なんだよ。
俺がなにしたって言うんだよ。


イライラして、ベンチを蹴飛ばした。



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