クールな君が好きなんです!!



戻って、授業を受けてから、お昼になる。
お昼になった瞬間、マッハでご飯を食べるとトイレに駆け込む。


…緊張してきた……っ


今まで好きな子いたって、普通に見てるだけだったし、それに今は桐崎くんしか興味ないし。




「……はぁぁぁ。」


大きなため息をついて、トイレから出ると誰かにぶつかった。



「……いたっ、」

「………なに?まだいたの?」


そこにいたのは桐崎くん。


「桐崎くん!!応援ですか!?」

なんて目をキラキラさせながら言うと、それは無視された。


「まだいってないの?
なに?怖くなったの?」


なっ……!


別に、怖くないし。


なんか桐崎くん……、わざと怒らせてるみたい。


「……ふんっ!私だってやってやるんだから…!!」


そう言うと、中庭に向かう。




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