クールな君が好きなんです!!
手を挙げたのは、頭が良くて、でも女子にはすごく冷たい佐々木くん。
珍しい……。
なんて、思って、ガン見する。
「じゃあ、放課後にあるから
さぼんなよ〜」
なんて先生に言われて、終わる。
見れば、すぐにわかるほどガッカリしてる私。
「……あんた、馬鹿なの?」
あゆちゃんに、言われさらにガッカリする。
「……本、好きだったんだ」
桐崎くんにもそんなことを言われて、またまたガッカリ。
「桐崎くんも、本、好きなんじゃないんですか?なんで、委員会……。」
元気のない声で私が尋ねると
「やるわけないじゃん。面倒臭い」
そう言って、席に座った。
私は、やる気を無くして席でドンヨリしていた。