クールな君が好きなんです!!



「え……っ!?
あの、穏やかな花織ちゃんは……?」

「いないわよ。馬鹿だなぁ」


なんて呆れ顔で言われた。
そ、そうだけど……。



「……あ、ははは」


信じることなんかできないです。


「……怜のこと好きなの?」




え………?



急に、真剣な顔でそう言ってきて
私を見つめてる。



「……この間話してた男の人って
怜のことでしょ?」



さらに、また聞いてくる。



「桐崎くんが大好きです!」


< 115 / 300 >

この作品をシェア

pagetop