クールな君が好きなんです!!


ニコッと満面の笑顔でそう言うと、
花織ちゃんは少し悲しそうな顔をした。


「……そう。じゃあね、バイバイ」

向きを変えて、歩き出す花織ちゃん。
どうしてそんな顔をしているの?



まるで、桐崎くんのことを好きで辛そうな顔をしている。




私は、優くんの買い物を思い出し、コンビニへ入ってから買って帰った。




明日、桐崎くんに聞いてみようーーー。




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