クールな君が好きなんです!!



「セーフっ」

また出発ギリギリの電車に飛び込んだ私。


すると、電車の中であゆちゃんに会う。

「おはよ~、今日は早いじゃん」

あゆちゃんに話しかけられて、少し乱れた髪を直す。


「おはよう!今日は気合入れた!」


なんて言うと、あゆちゃんは私の髪の毛に気がついた。

「ん、髪の毛結んだの?似合ってるじゃん」

「ホント!?気合入れて正解~!」


なんて喜んでる私の頭をポンポンするあゆちゃん。


「桐崎に気付いてもらえるといいね」

「うん!」


そうだ、そうなのだ。



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