クールな君が好きなんです!!



「あれ?気付いてもらえなかったの~?」

あゆちゃんがそう言って、後ろから声をかけてくれる。


髪の毛を気づいてもらえなかったのは悲しい。だけど…!


「おはようって言ってくれた……!」

「そこ!?てか、言ってもらったことないの?」


私が喜ぶと突っ込んでくるあゆちゃん。


「言われてことは1回ぐらいあるけど、少し気まずかったのに普通に言ってくれて嬉しい……」


と、私が嬉しそうに言うとあゆちゃんは靴を履き替えて私の頭をコツンッとした。


「幸せそうな顔に戻って良かった」
とあゆちゃんも嬉しそうな顔をする。


あゆちゃん、いつも私のことばっか見ててくれてありがとう……。



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