クールな君が好きなんです!!
それから、どんどん話しかけに行ったけど、桐崎くんが髪の毛のことを言うことはなかった……。
……なかった!?
あれだけ話しかけに行ったよ…!?
前にだって立ったよ!?
髪の毛だって揺らしてみたよ!?
なのに、なんで気がつかないの……?
私に、興味が無いって?!
それでも酷すぎじゃないですか……っ
放課後になり、ズーンとした気持ちのまま桐崎くんの席まで向かう。
すると、気づいたみたいで私を見る。