クールな君が好きなんです!!
馬鹿は風邪引かないんじゃないの!?
私は、咳をすると、眠りについた。
「……んっ、」
そこから、何時間経ったんだろう。
ガチャとドアの開く音で目覚める。
「仁奈、起きたー?お友達よ」
ん?友達……?
あゆちゃんかな?
来てくれたんだ、嬉しい。
すると、部屋のドアが開いて中に入ってくる。
「………え!?」
そこに少し照れたように立ってる桐崎くん。
え?ちょっと待って!?
「お母さん、下にいるわね~」
そう言って、お母さんが外に出ていて
桐崎くんがドアの前で立っている。
私は、今さら自分の格好に気づいて
布団の中にもぐる。