クールな君が好きなんです!!


馬鹿は風邪引かないんじゃないの!?

私は、咳をすると、眠りについた。






「……んっ、」


そこから、何時間経ったんだろう。

ガチャとドアの開く音で目覚める。


「仁奈、起きたー?お友達よ」


ん?友達……?


あゆちゃんかな?


来てくれたんだ、嬉しい。


すると、部屋のドアが開いて中に入ってくる。


「………え!?」


そこに少し照れたように立ってる桐崎くん。


え?ちょっと待って!?


「お母さん、下にいるわね~」

そう言って、お母さんが外に出ていて
桐崎くんがドアの前で立っている。



私は、今さら自分の格好に気づいて
布団の中にもぐる。


< 199 / 300 >

この作品をシェア

pagetop