クールな君が好きなんです!!


「い、いいの!?」

目を輝かせながら佐々木くんに
近寄ると、佐々木くんは"うん"と頷いた。

「じゃあ、放課後ね」

「ホントにありがとうございます!!」

頭を下げてお礼をすると、佐々木くんは普通に席に戻って行った。


よーし!!


頑張っていきましょう!!


気合を入れてると、あゆちゃんが
少し、元気の無さそうに私を見つめていた。


「……あゆちゃん?」

私が名前を呼ぶ。

「……え?」

「どうかした?」

「なんもない…。」



なんもないなら、いいんだけど…。


でも、今はプリントだ!!






私は、放課後になるのをソワソワしながら待ったーーー





< 21 / 300 >

この作品をシェア

pagetop