クールな君が好きなんです!!
「い、いいの!?」
目を輝かせながら佐々木くんに
近寄ると、佐々木くんは"うん"と頷いた。
「じゃあ、放課後ね」
「ホントにありがとうございます!!」
頭を下げてお礼をすると、佐々木くんは普通に席に戻って行った。
よーし!!
頑張っていきましょう!!
気合を入れてると、あゆちゃんが
少し、元気の無さそうに私を見つめていた。
「……あゆちゃん?」
私が名前を呼ぶ。
「……え?」
「どうかした?」
「なんもない…。」
なんもないなら、いいんだけど…。
でも、今はプリントだ!!
私は、放課後になるのをソワソワしながら待ったーーー