クールな君が好きなんです!!


「べ、別に普通に断ったよ。」

ゲームの電源を切りながらそう言う優くん。

「えぇーっ!?」

私が声を上げて、驚くと優くんは私の方をジロリと見た。


「ごめん」と謝ってから、優くんを見ると
優くんはいつもの顔で部屋に戻って行った。



「はぁ……。
優くんも好きな人できるのかしら…?」


お母さんは、椅子に座ってため息をつく。


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