クールな君が好きなんです!!


「……行ってきます」

食べ終わって、制服に着替えてすぐに家を出た私。

今日は途中まで優くんと行ける。
久しぶりで、私は嬉しいことなんだけど……。


あんなこと考えちゃったから少し気分が重い。



でも、桐崎くんだもん。
大丈夫だよね。


自分にそう言い聞かせ、歩き始める。


だって、もし振られちゃったとしても私は大好きだもん。



ずっとずっと、好きだもん。


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