クールな君が好きなんです!!
「で、聞いてんの?」
「は、はい……っ!」
桐崎くんに、聞かれて、ビクッとなってしまう。
初めての彼氏の家。
桐崎くんの部屋は、綺麗に整頓されてて、
すごくいい匂いがする。
………って、変態みたいじゃないですか。
それから、何時間か、勉強を見てもらった。
「ん、じゃあ休憩」
桐崎くんが、そう言いながら、ペンを置く。
私も、「ん〜っ」と、伸びてからペンを置いた。
「どう?わかる?」
「はい……!わかりやすいです!」
そう言うけれど、今更緊張してくる。