クールな君が好きなんです!!



へ?

私は、横を見る。すると、普通に立っている桐崎くん。


「思い出よ、写真撮ってあげるわ」

お母さんが微笑みながらそう言うと、私は、ギュッと桐崎くんに抱きついた。



「3、2、1」

お母さんの、カウントダウン共に、


「大好きです……!」


そう言って、微笑んだ。



カシャッとシャッター音がして、それを見る。


桐崎くんも、少し照れたように笑っていた。






そうして、あゆちゃんとは別れて、1回教室に戻っていた。




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