クールな君が好きなんです!!
「何してんの?」
椅子に座りながら、窓の外を見てる私に、そう聞きながら桐崎くんは、カタッと前の席に座った。
「フフッ、前にもこんなことありましたね」
私が、嬉しそうに微笑むと、桐崎くんは、「だね」と懐かしそうに言った。
「私、桐崎くんにあえて本当に良かっです。
あの日、日直で良かったと本当に思います!
改めて、クールな桐崎くんのことが本当に大好きです」
私は、涙を浮かべ、笑う。
すると、桐崎くんは、私の涙を拭きながら、優しそうに笑った。
「俺も、高野に会ってよかったと思うよ。
それに、俺だって負けてないくらいに
好きだよ」
そう言って、顔を近づけてきて、優しくキスをする。
そして1回離して、次は、甘くて深いキス。
「んっ、」
この学校で、3年間、桐崎くんに恋をした。
その学校。教室と、お別れをしました。