クールな君が好きなんです!!
……_______
「あ、いっけない!
ピアス忘れちゃった!」
「はぁ?たくっ、何してんの?」
朝から、ギャーギャー騒がしい。
「ほんと、仁菜は静かにできないの?」
すると、綺麗にお化粧をしてもらい、綺麗なドレスを着たあゆちゃんが現れる。
「あゆ、ちゃん……!」
私が、その姿を見て、さらにはしゃぎ出す。
「こら、恥ずかしいからやめなさい」
あゆちゃんは、少し照れたようにそういうけれど、静かになんてできない。
だって、今日は、あゆちゃんの結婚式だよ!?
お相手は、なんと……!なんと!
佐々木くんです!
「それにしても、本当に綺麗だよ……!」
私は、ただ、感動するだけで、そして会場のご飯も食べる。