クールな君が好きなんです!!
番外編✻「世界で1番好きな人」
ジューっと、目玉焼きを焼く音。
それと、いい匂いがお腹を空かせる。
出来たご飯を、机に並べて、温かいうちに、2階へダッシュする。
扉をあけて、ぐっすり寝てる3人を起こす。
「怜くん、美玲、夏生。起きて~
朝だよ、遅刻しちゃう」
そう言いながら三人の体をゆする。
すると、怜くんが最初に目を覚まし、
顔を洗いに下に行く。
そしてすぐ戻ってきて、スーツに着替える。
私は、「おはよう」と微笑んでから、
子供たち2人を起こす。
お姉ちゃんの美玲は、眠そうに起きて、
出しといた服に着替える。
そして、嬉しそうにランドセルを取りに行く。
小学2年生の美玲は、下に行って、顔を洗ってから、先に怜くんとご飯を食べ始める。
それから、幼稚園生の、夏生を抱っこして、
下に降りる。
これが私の日課だ。