クールな君が好きなんです!!
ん〜、でも、勉強を教えられるってことは……。
大学生かな??
女………?
いや、それはないか。
桐崎くん、いくら幼なじみだからって優しくしなさそうだし。
あ!眼鏡かけてる男の人とか…!
絵になるわぁ……!!
なんて、考えていると肩を叩かれた。
「おい、家の前だけど入らないの?」
桐崎くん声でハッとして家の門を開ける。
キィ……。
「そ、それでは……!
ありがとうございます!!」
「うるさい。早く入って」
お礼を言っただけなのに、怒られたけど……。
でも、ちゃんと家に入るまでいてくれた。
そういう優しさが桐崎くんのことを今よりもっと好きにさせる。