クールな君が好きなんです!!



「今日の、最下位は〜!!」


ゴクッとパンを飲み込み、牛乳を飲む。


「さそり座の貴方!!」



ぬおっ!?


マジですか!?


手に持っていたヨーグルトを落としそうになった。


「1位の方は双子座です〜!」

そんな声が聞こえる。
あーあ、今日は、どんな運勢なんだ…



チラッと優くんを見る。
優くんは、双子座だから……。


でも、優くんには幸せに……!


なんて考えているとあっという間に8時を過ぎていた。


「わぁっ、私……っ!
行かなきゃ!!」

そう言って、急いで家を出た。

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