クールな君が好きなんです!!


学校に、着くまでは何も悪いことなんか起きなかった。だから、私は、気にせず過ごすことにした。


「あ、あゆちゃん!おはよー!
昨日、桐崎くんに勉強教えて貰っちゃった〜!」

私がニコニコしながら、そう話しかけると、あゆちゃんは驚いた。


「え……?佐々木じゃないの?」

「あ、そうそう!用事があったって
言うからさ〜」

私が説明すると、あゆちゃんはホッとした顔をした。


「……そう、良かった。」


も、もしかして……


「あゆちゃん……、佐々木くんのこと
好きなの……?」


コソッと耳元で言うと、あゆちゃんの顔はボンッと赤くなった。


「へ…??マジで!?」


更に、驚く私。


う、嘘だぁ……。



「………あ、こ、これは……!」

あゆちゃんが慌ててる。


ふふっ。


「応援するよ!」

これで、2人で、恋バナできるね!


でも、あゆちゃんの顔は暗い。



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