クールな君が好きなんです!!


出してから、昇降口まで急ぐ。

先生に、褒められちゃった〜

ニヤニヤしながら走ってると、周りの人に変な目で見られた。
でも、そんなの気にしないもんね!


そこで、ノートを忘れたことに気が付き教室まで戻る。



すると、男子が教科書を持ってかたまってる。


あれ、何してんだ?


「これ、桐崎くんのだぜ?
どうする?」


……え?
そう言って、見せるのは教科書。



「あははは!お前、マジでやったの?」

笑ってる人。

「アイツ、うぜぇからさ。」

なんて、言いながら笑ってる。


そして、桐崎くんの教科書にマジックで落書きをする。


「おい、見ろよ。俺なんて"ばーか"って書いてやったぞ」


「おまっ……、やめろよ〜」

"馬鹿"や、"うざい"など書いては
見せて、笑ってる。


………っ。



私は、手を握りしめて教室に入る。





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