クールな君が好きなんです!!
「……うん!」
私が笑うと、桐崎くんは普通に席に戻る。
「ほほ〜ん、イイ感じになってきたんじゃない?」
あゆちゃんがニヤニヤしながら聞いてくる。
「そ、そんなことないよ!!」
周りからそんなふうに思われてたなんて……えへへ。
照れますなぁ。
「……あ、ごめん!私、今日バイトでさ〜!今度クレープ屋連れてって?」
あゆちゃんからの、報告。
「了解!承りました!」
ビシッとそう言うと、あゆちゃんは、笑った。それにしてもほんとにあれで勉強できるのかな?